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2021.10.10 森もりの日 10/10森もりの日(里山保全ボランティア)

10/10の森もりの日のメニューは、

・アメリカザリガニ捕獲
・シイタケの原木準備
・ハクサイ定植
・レンゲ播種
・ヒメカンアオイの定植

でした!

全体作業でカキの収穫!
カキ取棒を竹でつくって、出発です。
このカキは渋柿なので、あわせ柿か干し柿にしましょう。

シイタケの原木準備!
mini収穫祭用の原木です。子どもたちもお手伝い!

ハクサイはE畑に。
草抑えにもみ殻を、虫よけに寒冷紗をかけて手厚く。
美味しいハクサイ出来ますように~

レンゲはカモ田に播きました。
稲刈りの後では寒すぎるので、少し播きずらいですが、稲刈り前に播きます。
稲刈りの機械が入ると種が土の中に入るという素敵プランなのです。

レンゲの種を今播いておくと、田植え前の春にはきれいなピンク色の花を咲かせてくれます。
一面きれいに咲くかどうかは播いた方たちの腕次第。

キレイだけでなく、土を肥やす力がレンゲにはあります。
田植え前にレンゲごとすき込み、肥料とします。
これを「緑肥(りょくひ)」と言います。
ちょっと掘り下げてみると、
レンゲは根っこにある「根粒」というこぶに
「根粒菌」という細菌を住まわせ、根粒菌から養分をもらっています。
根粒菌は空気中の窒素を植物が使える形にかえてくれるそうです。
なので、レンゲ全体が窒素をたくさん蓄えた肥料みたいなもの!
土の中に混ぜ込み、腐葉土のように分解されて、
土のパワーアップにつながるのです。

しかも花は蜂など昆虫たちの蜜源にもなり、
なんだかいいことづくしのレンゲなのです。春が楽しみです。

ヒメカンアオイは中央湿地の前の階段のところにある
自生地へ植えました。ギフチョウの舞う森づくりの詳細はこちら。

今日は県立考古博物館の皆さまも公園の活動に参加してくださいました。
これから交流を深め、協働事業を進めていければと思います。
宜しくお願いします。

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