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2021.10.13 スタッフ活動 木育準備会 木育・森育って??

「木育」とかいて「もくいく」、「森育」とかいて「もりいく」と読みます。

食育はよく耳にするかもしれませんが、食育の木・森バージョンって一体??

木育・森育とは子どもたちはもちろん、すべての人が、

木を身近に使っていくことを通じて、人と木、人と森との関りについて

主体的に考えられる豊かな心を育むことです。

やしろの森公園でもそんな素敵な人が増えるよう思いをこめて活動を進めています。

森林整備で切った木を資源に、おもちゃや楽しいプログラムを企画し、

参加費やおもちゃの販売で得た協力金で森林整備に必要な道具を購入します。

賛同いただいた人や頂いた資金で、さらに森林整備を進めていく、、、

持続可能な活動を目指す、ステキ循環っっ…!!

森林整備では木を切るのですが、

木を切ってしまうなんて自然を壊しているなんて思っていませんか?

背の高い木ばかりになると、「遷移」がすすみ、森は暗くなり、

背の低い植物が暮らせなくなってしまいます。

大きくなった木を切ることで、森は明るくなり、背の低い植物にも光があたり、

多様性豊かな森を目指す事が出来るのです…!

木自身も新しい芽を出し、長い時間をかけて、もっと元気な木に育つことができちゃうのです。

じゃあ全部切ったらいいやん??いえいえ。

森にはいろんな生きものがいて、それぞれが助けたり助けられたりして生きています。

木もそのメンバーのひとり。元気な木に育つまで時間がかかるので、

その間他の生きものが困ってしまうのです。

森林整備をするときは森をよく知っている、森が大好きな人が、

そのバランスが壊れないよう考えて整備をすることがとても大切です。

ただ、とても悲しいことですが、めんどくさくなって、一度手を入れたところで整備をやめてしまったり、

生態系のバランスを考えるのをやめてしまう人が増えています。

そうならないように、子どもたちをはじめとするすべての人がもっと木を大切にする、

自然が大好きな人になってくれるよう、この「木育」「森育」の活動を進めています。

共感頂いた方はぜひぜひ木育・森育の活動に、やしろの森公園のプログラムに参加ください~!

やしろの森森育スローガン!↓

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