2021.07.04 プログラムの様子 キノコ観察をしよう
夏のキノコ観察会!
今年はどんな発見があるのでしょうか?
キノコは秋のイメージが強い方も多いのではないでしょうか?
キノコは湿気と温度の条件がそろうと発生するので、
夏と秋にピークを迎えます。
サルノコシカケのような年輪のように何年か姿を見せてくれているキノコもいます。
夏のキノコと言えば、イグチの仲間。
オニイグチの仲間がちらほら発見されていました。
キノコのかさの裏がスポンジのようなものの仲間です。
名前の由来は諸説あるそうですが、
イノシシの口のような形から、「猪口」と呼ばれているとも言われています。
キノコは難しいジャンルですが、図鑑を引けるようになると、
いっきに色々分かって面白いそうです。(スミレの観察でもそんな話をきいたような…)
キノコ観察中はカナヘビや昆虫が横切ると
子供達の注意は一気に持っていかれるという現象がしばしば起こりつつも、
たくさん発見できました!
今年もオサムシタケというオサムシに寄生するキノコを発見。
冬虫夏草です。
オサムシの幼虫から生えていました。
冬虫夏草は見つけるのが難しく、なかなか見れないのですが、
一度見つかると同じところに沢山あったり、毎年見つけることができたりするそうです。
オサムシが越冬すると100パーセント寄生されるエリアは
オサムシたちにとって恐怖そのものですね、、、
ベニナギナタタケは大きいサイズも見ることができました。
大きいベニナギナタタケは「カエンタケ」という触っただけでかぶれるというキノコと
よく間違えられます。これはベニナギナタタケ。
今回カエンタケは出ませんでしたが、気をつけましょう。
次は秋に開催!キノコのセカイにはまるのも面白いですよ!