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2020.12.22 森づくり紹介スタッフ活動 ため池再生プロジェクト

今、やしろの森の「ため池」が危ない!

やしろの森は、棚田を中心とした古くからの里山環境を土台にして設営された公園です。
園内には、たくさんの「ため池」があり、かつてそこではヒメコウホネやヒツジグサなど
の水草やタヌキモなどの藻類、メダカやヤゴが暮らす、豊かな環境がありました。
ところが、現在の「ため池」には、その豊かさが失われつつあります。

 

なぜ、「ため池」が危ないの?

原因は、アメリカザリガニの繁殖です。 彼らは、雑食性で、水生昆虫や小魚はもちろん、
水草や藻類まで食べてしまいます。 繁殖力も旺盛で、成長も速いため、彼らが入った
「ため池」の生物の多くは、食べ尽くされて数年の間に絶滅してしまうこともあります。
このため、アメリカザリガニは、「外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害
の防止に関する法律)」に基づいて、「要注意外来生物」に指定され、放流が禁止されています。

 

やしろの森の「ため池」を救おう!

そこで、園内の「ため池」の豊かな自然環境を再生するために、アメリカザリガニの駆除を
行っています。(捕獲したアメリカザリガニは、園内で飼育しているアイガモの餌としています)

1st ステップ 数を減らす

① 仕掛け網の設置やタモ網による捕獲
② 「ザリガニ釣り」や「池干し」 などのプログラムによる駆除
③ ザリガニの捕食者(天敵)の放流、および活動の周知

 

 

2nd ステップ 植生の再生

① 食べ尽くされた水生植物の埋土種子による再生
② それまでに生育していた水生植物の移植

来園者のみなさまへ「お願い」

「ため池」再生大作戦へのご協力とご理解を、お願いいたします。 尚、仕掛け網などで捕獲
したアメリカザリガニは、お持ち帰りいただいても構いませんが、ザリガニがその一生を終える
まで責任を持って飼育して下さい。 万一、飼えなくなった場合は、自らの責任でその生命を
絶つことが最善の方法であることを理解した上で、お願いいたします。

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